(3)A1C1、とCB1、A2C2と、CB2、A3C3とCB3の交点それぞれG1、G2、G3とすれば、C,G1,G2,G3,Bを結ぶ曲線は正円弧キャンバとなる。
7.1.3 擬円弧キャンバを描く(その1)
(1)半幅AB、キャンバ高さACにおいて、Aを中心に半径ACの弧を描き、ABとの交点をDとする。
(2)AD、弧CD、ABのそれぞれを等分するが、例えば4等分するものとする。それぞれの等分点をE,F,G,H,I,J及びE',F',G'とする。
(3)ABと垂直にE',F',G'に立てた垂線上において、E'H'=EH、F'I'=FI、G'J'=GJとなるようにH',I',J',をとる。これらとB,Cを結ぶ曲線は擬円弧キャンバとなる。
図1.31
7.1.4 擬円弧キャンバを描く(その2)
(1)前述の7.1.3に似た方法であるが、E,F,Gの求め方が異なる。即ち、船体中心線上にAK=2ACとなる点Kをとり、Kと弧CDの等分点H,I,Jを結ぶことにより、E,F,Gを求める。その後は、7.1.3と同じである。
(2)AK=2ACの代りにAK=ACとしてKを求め、後は上記(1)と同じ手順で擬円弧キャンバを描く方法もある。
図1.32
7.2 シヤー 7.2.1 拠物線シヤーを描く
(1)シヤー高さをAB、甲板舷側線におけるシヤー止り迄の距離をACとするACには適当な縮尺を用いる。AB,ACを等分するが、ここでは5等分するものとし、それぞれの等分点をB1,B2,B3,B4及びC1,C2,C3,C4とする。
(2)CからB1、B2、B3、B4に引いた直線とAC上にC1,C2,C3,C4にて立てた垂線との順次対応する交点をD1,D2,D3,D4とすれば、これらとB,Cを結ぶ曲線は拠物線シヤーとなる。
図1.33
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